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平松 加奈・・・ヴァイオリン

ジプシージャズスタイルの演奏でフラメンコ音楽やラテンジャズを中心に、国内外で年間200回以上の公演をこなし、ファンを魅了するヴァイオリニスト&コンポーザー。

スペイン国立バレエ団のプリンシパルダンサーとして活躍されていたアントニオ アロンソの公演に2006年より参加し、2010年にはスペインフラメンコ界の巨匠、カンテのディエゴ カラスコ、ギタリストの故モライート チコと共演。2013年にはスペインの大スター,フラメンコダンサーのアントニオ カナーレスと共演。この時には、自作曲を提供している。2017年、スペイン、アンダルシア のコルドバで、メスキータそばの野外ステージで行われたベニートガルシア舞踊団のフラメンコ公演に参加し、大好評を得る。2019年、アントニオ カナーレス新作演出、出演の鈴木敬子フラメンコ公演「Carmen Carmen Carmen」に参加。
映像資料: 2019年鈴木敬子フラメンコ公演「Carmen Carmen Carmen」より

2014年、NHKで放送された三谷幸喜脚本によるパペット・エンターテインメント『シャーロックホームズ』の劇伴音楽を全曲書き下ろし担当。数曲は、自身でフルオーケストラにアレンジしたものを、世界的指揮者、ダニエル・ハーディングとマーラー・チェンバー・オーケストラが演奏。ドイツレコーディングではアドリヴソロヴァイオリンで共演を果たす。

2008年、リーダーバンド「平松加奈con Armada」を結成。フラメンコ界、ジャズ界の精鋭ミュージシャンと共に新たなヴァイオリンサウンドを展開している。ただ美しいだけではない、儚さや強さ、フラメンコ的死生観を内包したバイオリンの音色を軸に、様々な色合いを演出するフラメンコギターiccou、ピアノ進藤陽悟、パーカッション海沼正利とともに感情のエネルギーで魂を揺さぶるフラメンコの熱を、クールで繊細な感覚で見事にまとめ上げ、大人のジプシー・サウンドに仕上げている。2010年に1stアルバム「Violin toca Flamenco」をリリース。同年8月の日経新聞に自身のコラムが掲載される。2011年、震災復興支援を目的とした、ミニアルバム『Volver a empezar~再起への祈り~』リリース。2014年、2ndアルバム「Armada」リリース。フラメンコダンサーのベニートガルシアをゲストに迎えシリーズで舞台公演も行っている。

2000年よりフラメンコギター伊藤芳輝氏率いるバンド「スパニッシュコネクション」のメンバーとしても活躍。ビクター、ポリスター等メジャーレーベルから通算9枚のアルバムを発表。ファーストアルバム「Spanish Connection」より平松のオリジナル曲「夢のあとで」 がTBS系ドキュメンタリー番組「NON-TV」 のテーマソングに起用される他、4thアルバムから「陽光の街」がキリン氷結バレンシアのCM曲に採用、「ピアソルンバ」がテレビ東京系番組「美の巨人たち」のテーマソングに起用、5thアルバムから「ritmo337」がテレビ東京系番組「ミューズの楽譜」のテーマソングに起用される。2006年にはNHK土曜ドラマ「魂萌え!」の音楽を全編担当。2009年にはNHK教育テレビ50周年記念番組連続人形活劇「新・三銃士」の音楽も全編担当する 。


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