1984年 タブラを始める。
1985年 幅広い音楽修行の為ニューヨークに渡る。
1987年よりインドはムンバイにてタブラの大御所ウスタッド・アラ・ラカ・カーン氏と、
その息子ウスタッド・ザキール・フセイン氏に師事。
タブラの可能性を追求する為、インド古典音楽はもとより、あらゆるジャンルの音楽家・
ダンサー・アーティストなどとの共演、ミュージカル、ファッションショー、演劇などの
音楽を手掛け、またTV・ラジオのCM、テーマ曲、映画、CD等のスタジオ録音など
数多く携わっており、国内外を問わず精力的にセッションを続けている。
インプロヴィゼーションを得意とし、どのようなセッションにおいても
自在に絡みつくその演奏は太鼓でありながらもメロディアスであり、
タブラであらゆるジャンルとの共演をこなす貴重な存在である。
〈タブラについて〉
両面太鼓を半分に切って並べた北インドの伴奏打楽器。
高音を出す木製の太鼓と低音を出す金属製の太鼓の二つをセットにして
左右の手の技巧を駆使します。
どちらも山羊の皮を張り、表面にマンガンをでんぷんで煉ったものを円状に塗り
その効果によって音色のヴァリエーションや余韻を出します。
吉見征樹 Masaki Yoshimi : tabla タブラ